不動産の売却を検討中の方の中には、不動産を売却する前にリフォームする必要があるのかどうか悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。
ここではそんな方に向けて、不動産売却前にリフォームする必要があるケースやリフォームするメリットとデメリット、リフォームにかかる費用についてご紹介していきます。
不動産売却前にリフォームは必要?必要となるケースとは?
不動産売却前のリフォームは、必ずしも必要ということではありません。
リフォームをしなくても効果的に不動産を売却する方法は、以下のとおりです。
最低限の修繕をする
雨漏りが見られたり外壁などに目立つ損傷が見られたりなど、劣化が激しい箇所については最低限の修繕をしておくことが必要です。
ホームインスペクションを活用する
売却する不動産に何か問題があった場合、売主に責任が生じてしまうため事前にホームインスペクションを活用して、構造や機能について検査しておくことをお勧めします。
徹底したクリーニングをおこなう
クリーニングをおこなうことで生活感をなるべく取り除き、清潔感を出すことができます。
しかし、場合によっては、リフォームが必要となるケースもあります。
リフォームが必要なケースは、以下のとおりです。
●外観が酷く汚れてしまっている
●見た目の印象が良くない
●重要な設備が壊れている
不動産売却前にリフォームするメリットとデメリット
不動産の売却前にリフォームするメリットは、以下のとおりです。
●購入後にすぐに住めることから、早期売却に繋がる
●通常の中古物件よりも第一印象が良い
●リフォームの費用のローンが組める
次に不動産売却前にリフォームするデメリットは、以下のとおりです。
●リフォームすることで、かえって売れ残る可能性がある
●リフォーム工事期間中に売却活動ができない
●リフォーム費用を売却価格に上乗せしにくい
見えない部分に瑕疵などの不具合があるかもしれないと考えている方や、中古物件を自分でリフォームもしくはリノベーションしたいと考えている方もいらっしゃいます。
そのため、不動産売却前のリフォームは慎重に検討しましょう。
不動産売却前のリフォームにかかる費用とは?
不動産売却前のリフォームにかかる費用は、中古住宅の坪数やリフォーム場所やリフォーム内容によって価格に変動があるものの、400万円~600万円程が相場となります。
また業者や使用する材料によって費用に幅が出るものの、一般的な費用相場は以下のとおりです。
●壁紙や床フローリング張り替え:20万円~40万円程度
●キッチンのリフォーム:10万円~30万円程度
●トイレのリフォーム:10万円~20万円程度
●浴室のリフォーム:50万円~150万円程度
まとめ
不動産売却前でリフォームは必要なのか、フォームが必要となるケースとリフォームするメリット・デメリット、費用についてご紹介しました。
リフォームをすることでかえって売却しづらくなるデメリットもあります。
そのため、十分に考慮したうえで、売却前に不動産をリフォームするかどうか決めるようにしましょう。
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