不動産をいざ売却しようとすると、なかなか売れない場合があります。
今回は、不動産が売れない理由、その場合の対策や売るためのポイントをご紹介します。
不動産が売れない!その理由とは?
中古のマンションや一戸建てを売却しようとする際、売買契約の成約まで、マンションであれば3か月、一戸建てであれば4か月ほどかかります。
しかしこれだけ期間があっても売れない場合はあります。
さまざまな理由がありますが、一部として以下を挙げます。
●売却価格
●不動産の立地条件
●売却時期
売主が少しでも高く売りたいのは当然ですが、同じエリアで似た条件で安い物件があれば買い手はそちらに流れます。
同じエリアの相場を把握し、売却価格を設定することが大切です。
また不動産の立地条件は変えられるものではありません。
主要な駅から遠く、生活に必要なスーパーマーケットやコンビニエンスストアが近くにないと、どうしても魅力度が落ちます。
また、売却時期も重要で、需要が多いのは、新年度の転勤など、人の動きが活発になる時期となります。
そのため、4、5月はすでに新生活がスタートしている時期なので、この時期に売却にだすのは遅いと言えます。
不動産が売れない場合の対策とは?
対策をとらずにいれば、「売れ残り」の物件となり、ますます売れなくなってしまいます。
対策1:価格の見直し
まずは近隣の同じような物件の相場を把握して、設定していた価格が高ければ、値下げを検討してください。
何度も値下げをすれば売れ残りの印象が持たれるので、適正価格以下の値下げは避け、他の対策も検討しましょう。
対策2:リフォームで不動産の魅力度アップ
築年数が古い場合は、リフォームで外装・内装や水回りをリフォームやリノベーションをすることで物件の魅力を高めることも効果的です。
対策3:時期を待つ
売却を急がない場合は不動産会社とも相談して、人流が活発になる2~3月、9~12月まで待っても良いでしょう。
不動産が売れない、そんな場合に売るためのポイントとは?
ポイント1:売り急ぎはNG
売り急ぎすると、買い手に足元をみられ値引き交渉の余地を与えてしまいます。
また、新居購入の資金に充てたい場合などは値引きする場合でも下限価格を決めておくことが大切です。
売り急ぐとこのようなことも考えられなくなるので、余裕をもった売却活動をしましょう。
ポイント2:広告費
価格を高く設定するのは不利な場合もありますが、不動産を魅力的に宣伝する広告は早期売却に繋がります。
広告は不動産会社に依頼するのが一般的で、査定価格に広告費を上乗せした価格で売却できれば広告費もその利益で賄えます。
ポイント3:情報収集
競合物件の情報を収集し、価格相場や売り出し不動産の優位点を洗い出すことは大切です。
1つでも優位な点が見つかればそれを強みにアピールでき、ターゲット層も絞れます。
まとめ
不動産が売れない理由や、対策について解説しました。
売却が長引く場合は売却価格や売却時期を見直すなどの対策が必要です。
なかなか売れない場合は不動産会社に積極的に相談してアドバイスを仰ぎましょう。
私たち白井不動産株式会社は、板橋区を中心にさまざまな不動産情報を取り扱っております。
不動産に関するお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓